シナモンの香り

手越祐也さんのファンです

「20th Orchestra Concert HYDE 黑ミサ 2021 Halloween」10月30日 手越くん出演感想

手越くんが敬愛してやまないHYDEさんのコンサート、「20th Orchestra Concert HYDE 黑ミサ 2021 Halloween」@幕張メッセが10月30日〜31日の2days開催されました。手越くんがゲストボーカルとして出演決定後、コロナ禍ということもあって行くかどうかずっと迷っていましたが、今回意を決してリセールチケットを購入して10月30日(土)公演に行ってきました。リセールに出してくださった方、ありがとうございました。行きたくても行けない方々の多いこの時期にありがたいことに行けた身として、おこがましいですが感想を綴ろうと思い書きました。私は手越くんファンのため、どうしても感想も手越くん中心になってしまいます。あと、終始緊張と興奮でふわふわしてたので、記憶が曖昧なまま書いています。すみません・・・。違うところがあったらぜひ教えてください。

 

【セットリスト】

~オープニング~

HALLOWEEN PARTY手越祐也

~本編~

AFTER LIGHT

Hide&Seek

DEFEAT

THE ABYSS

VAMPIRE’S LOVE

WHO'S GONNA SAVE US

BELIEVING IN MYSELF

DEVIL SIDE

MAD QUALIA

Red Swan

flower(with DAIGO)

HONEY(with DAIGO & 手越祐也

~指揮ゲーム~

GLAMOROUS SKY(with DAIGO & 手越祐也

手越祐也スペシャルステージ~

ウインク

DoLLs

LUV ME,LUV ME

~フィナーレ~

えんとつ町のプペル(withロザリーナ

HALLOWEEN PARTY

 

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会場には15:40頃到着しました。ドキドキ。入場まで一緒にいてくれたお友達に感謝です。駅から会場に向かう間やグッズ会場は、皆さん会話控えめで、気を付けつつ楽しんでました。スタッフの皆さんはスーツを着つつ各々帽子やアイマスクなど付けて案内してくれていてウキウキしながら会場に向かえました。グッズ列では様々な仮装や、おしゃれなファッションの方々がたくさんいらっしゃって、40分程の待ち時間があっという間でした。みんなでこのハロウィンコンサートを作っている空気感に一緒に入らせてもらえてとても楽しかったです。

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HALLOWEEN PARTY」が流れ、お化けたちが踊るグッズ会場

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グッズの種類の多さにびっくりしました

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会場周辺を走る手越くん第4弾シングル『ウインク』のアドトラ

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グッズの黑ミサジャガードマフラータオル、光るハロウィンワンド、ベル。世界観の統制が完璧。

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入場するとすでにセンターステージではASH DA HEROさんのオープニングアクトが始まっていました。入場中のお客さんがいる中でのステージを見るのは新鮮でした。ステージ上をたくさん動いて歌って客席を煽ってくれて、開演まであっという間の時間でした。

 

17:00開演。HYDE CHANNELを見てファンになったEdyhちゃんがサイドスクリーンに映りました。かわいい~。妖しい雰囲気の音楽に合わせて、何かが登場した様子でなんとなく客席がザワザワ。私の席からはよく見えないけど上手側にライトが照らされています。するとサイドスクリーンには白髪ボブ・黒と白の衣装に身を包んだお人形さんの様な女性の横顔が。

・・・え?え??

て、てごしくん!?いきなり手越くん!?

頭が真っ白になる中、馬車の中に座って「HALLOWEEN PARTY」を歌い始めるお姫様。馬車は会場中心横切るように姫を乗せて移動します。後半は馬車の上に登り、不気味さと美しさが融合するお人形さんのような立ち姿でした。一切表情を崩さず、ファルセットで美しく歌い上げる姫。ゆったりとしたリズムで奏でられる幻想的な歌声が会場に響き渡りました。一気に黑ミサハロウィンの世界に引き込まれました。あの姿と歌声は一生忘れないと思います。衝撃的なオープニングでした。馬車は会場を去り、まだ頭の中の整理がつかないまま本編がスタート。

https://www.instagram.com/p/CVuvTEWPc6F/?utm_medium=copy_link

(手越祐也 yuya.tegoshi1054 Instagram 2021年11月1日より。初日は2・3枚目のお写真の仮装でした)

 

え?次は何?エンジン音が聞こえる・・・?と思ったら、バイクに跨ってタバコを咥えたハイキー様が客席通路に!『東京リベンジャーズ』マイキーの仮装です。引き締まった裸にジャケットを羽織って、かっこよぎます。

https://www.instagram.com/p/CVp8uLbvjNY/?utm_medium=copy_link

(hydeofficial instagram 2021年10月30日より)

「ひよってるやついる?いねぇよなぁ!?」

会場の体温が一気にグッと上がったように感じました。これがHYDEさんの創る世界・・・!チケットを購入してから、HYDEさんの楽曲を聞いたりHYDE CHANNELを見てワクワクしていたので、生オーケストラで生歌を聴けてとても嬉しかった。初めましての楽曲もあったけれど、そんなの全然気にならないくらい夢中にさせてもらえる音楽と演出でした。本当に同じ人が歌ってるの?と思うくらい、いくつもの歌声がHYDEさんから奏でられる。何十年も歌い続け、ファンを魅了し続け、世界でも戦うアーティストのパワーに圧倒されました。オーケストラをバックに従え、更にその後ろの巨大なメインスクリーンはゴシックな舞踏会場のような映像。中央ではシャンデリアが揺れ動き、踊っているようでした。

 

VAMPIRE'S LOVEのイントロ。ステージの中央に立てて置かれていた棺がおもむろに動き始めました。そしてスクリーンにアップで映されます。棺の扉が開くと・・・まさかの先ほどの手越姫・・・!?赤い薔薇がびっしり敷き詰められた棺の中に、美しい手越くんが眠っていました。HYDEさん扮するハイキーは姫と向き合い、右手を顎にそっと添え、唇を近付ける・・・スクリーンでは直接キスしているかは見えない微妙なアングル。ここまでの流れがあまりにも自然で美しくて、映画のワンシーンのようでした。後のMCでは、どうやら本当にキスしたとのこと。手越くんのキスシーンを生で見れる日が来るとは・・・ありがとうございます。

 

中盤ごろ、ゲストボーカルのDAIGOさんが登場。ドラケンの仮装をしたDAIGOさんの姿がスクリーンにアップで映ると、今まで一言も発しなかった会場からまさかの笑い声が溢れ出ました。

https://www.instagram.com/p/CVp4y-SvlKY/?utm_medium=copy_link

(daigo_breakerz_ instagram 2021年10月30日より)

あのほのぼのムードはDAIGOさんだからこそ出せるんだろうなぁ。HYDEさんは「あ、俺たい焼き食べながらしゃべろうと思ってて忘れてたぁ」と言い、スッとたい焼きを手にしてもぐもぐ召し上がっておられました。あのたい焼き、ずっとステージ上にあったの・・・?お茶目すぎる。ほんとにさっきまでゴリゴリ歌っていらっしゃったお方と同一人物?DAIGOさんも「めっちゃ食いますね」とお食事中のHYDEさんを見つめていました。「俺、今日はイヤモニの音、HYDEさんの声大きくしてくださいってお願いしたんです。イヤモニの左耳もHYDEさん側の右耳も幸せです」と、もう完全にファン目線のDAIGOさん。耳が幸せって分かる~。HYDEさんとDAIGOさんの『HONEY』の歌唱の最後に、オオカミ仮装の手越くんが登場しました。赤いジャケットとパンツにオオカミ耳を付けた、『ウインク』の仮装でした。手越くん、嬉しそうな表情だったなぁ。

https://twitter.com/yuyategoshi1054/status/1454784456380674055?s=21

(手越祐也Twitter 2021年10月31日より)

MCでは「10年前からオファーし続けてやっと出てもらえた」とHYDEさんがおっしゃっていました。長かったね。10年もの間、HYDEさんが活動し続け、オファーし続けてくれたからこそ叶った今回の共演。手越くんも「夢が叶いました!」とHYDEさんに深々お辞儀していました。手越くんは常日頃、生配信でファンからリクエストがあっても「L’Arc~en~CielHYDEさんやVAMPSの曲は恐れ多くて気軽に歌えない」と言っていました。そんな手越くんが、ご本人と肩を組みながらご本人の楽曲をステージで歌うことの意味の大きさを感じました。アーティストとして第2の人生を歩み出した姿でした。

 

HYDEさんの指揮ゲームでは、手越くんは右手にタンバリンを持っていました。HYDEさんの指揮に合わせてワルツ調『HALLOWEEN PARTY』のメロディーとリズムを奏で、指揮が止まったときに音を鳴らした人がアウトというゲームでした。全オーケストラとゲストさんが参加。ASHさんが2回連続アウト、その後ペレ草田さんアウト。そして矛先は手越くんへ。HYDEさんが「手越はどうかな?」と向き合って指揮棒を振りますが、手越くんはなんとか付いていき、クリア。さすがです。DAIGOさんに関しては「僕何回もやってますから!」と大きく振りかぶったけれど、手越くんが「二人でコントやってます?」と突っ込むほど綺麗に一発アウトしてました。さすがです。花音さんの美しいチェロもクリア。HYDEさんとDAIGOさんが花音さんに絡み出し、中学生男子のような一面もありました。HYDEさんを一心に見つめながら必死にタンバリンを叩くオオカミ手越くんがかわいくてかわいくて。「手越はこのゲーム初めてだっけ?飲み会でやると大変なんだよね。懐かしいね」と話すHYDEさんとDAIGOさんの会話を聴いていると、指揮ゲームに参加できて手越くん本当に良かったねと思わずにはいられませんでした。

 

ゲーム後、「手越、歌ってよ」とHYDEさんが言い、「良いんですか!?では・・・!」と、突然『GLAMOROUS SKY』をアカペラで歌い始める手越くん・・・!そしてHYDEさんとDAIGOさんも一緒に歌い、最後は3人で肩を組んで歌っていました。耳があんまり良くないのでハッキリとは分からないのですが、手越くん主旋律でHYDEさんとDAIGOさんがハモる時もあったと思います。尊い時間でした。

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幕間を挟むと赤のカーテンでステージ上のセットは覆われていました。なんか雰囲気変わった・・・?と思っていたら、黒い布で隠された何かを、4人のダンサーが押しながら登場。先ほどまでの雰囲気とはステージも客席も明らかに変わり、少し緊張感もありました。動物の鳴き声が聞こえ、『ウインク』のイントロと共に黒い布の中から登場したのは革張りの椅子に座ったオオカミ手越くん。黑ミサハロウィンでの『手越祐也スペシャルステージ』の始まりでした。椅子の上に座ったり立ち上がったりしながら、ハンドマイクで妖艶に歌っていました。「NaNaNa~♪」の部分にあるコール&レスポンスの「HEY!」では手越くんも手を振り上げ、会場を煽ります。声が出せない分グッズのワンドとベルで手越くんに届けました。みんな大好き「ラッタッタ~♪」の巻き舌は多め、ロック感強めでした。この時点でヘッドセットが見えるし、椅子は『DoLLs』っぽいし・・・と、期待が膨らみます。

2曲目は色々な人の「DoLLs」という声が響き渡り、ラスト手越くんの「DoLLs・・・!」で始まるイントロ。やっぱりーーー!!前半は一人で、後半徐々にダンサーも増え、がっつり踊ります。ここでダンスナンバー、しかも独立前の楽曲を入れてくる手越くんが強いし、このセトリをご自身のステージでOKしたHYDEさんの愛が深い。前半あんなにお人形さんの手越姫だったのに!!ここで「俺は人形なんかじゃない」と歌い上げるのよ。

3曲目は『LUV ME,LUV ME』。こちらも4人のダンサーさんたちとがっつり踊りながらの歌唱。あんなにしっかり踊ってもブレない歌声。つい1か月前の『ARE YOU READY?』ツアーよりも更にパワーアップしているように感じました。サビ部分、ワンマンライブではお客さんみんなで踊るところですが、もちろん今回は知らない方もたくさんいらっしゃいます。私自身も推しがゲストで出演するイベントに参加することが初めてだったので、この雰囲気に一瞬吞まれそうでした。でもね、手越くんは最後まで美しく踊り歌い上げていました。ありがとう。

最後に「手越祐也でしたー!」と言ってはけていきました。1曲終わるごとの拍手や鈴の音はちょっと控えめな印象でした。ただ、ステージ最後の拍手は大きかったです。私は手越くんファンだからどうしたって誇らしく思うし、嬉しい。初めて手越くんのパフォーマンスを見た方がどう感じられたのか、様々だろうなぁと思います。グッと引き寄せられた人もいれば、そうではない方もいたことでしょう。色々な思いがあって当たり前。HYDEさんの貴重なステージの一部を任された手越くんと、任せたHYDEさんご自身はどんな想いだったのか、私には計り知れないけれど、勇気と覚悟のあるステージだったと思います。

 

その後カーテンが開き、巨大スクリーンには映画『えんとつ町のプペル』の映像が流れ、大きな船が登場。ルビッチ仮装のロザリーナさんが『えんとつ町のプペル』を歌い上げます。そしてプペル仮装のHYDEさんも登場。最初HYDEさんかどうか分からないくらいハイキーとのギャップがすごかった・・・。ロザリーナさんのきれいに通る歌声が素敵でした。たくさんの風船が付けられた船は浮かび上がり、会場真ん中を通りセンターステージへ移動しました。星空の演出で客席にスマホのライトを照らすよう促されます。私もスマホを出してライトを点けました。きれいな星空の演出。曲が終わるとHYDEさんが話し始めるのですが、まさかの窪田正孝さんプペル風に話し始め、しかも若干似てて、会場から笑い声が漏れました。空飛ぶ船の移動が「怖かったですぅ」とおっしゃっていました。かわいらしい。こういうお茶目な一面も、HYDEさんの魅力だなぁとつくづく思います。

寸劇のようなほのぼのタイムが流れた後、「(プペル風に)手越さん、あなたもこちらに来るんですか?」とHYDEさんが言う目線の先に、トロッコでセンターステージへ移動してくるオオカミ手越くん。3人が合流したところで船が動き始め、ラストは『HALLOWEEN PARTY』で締めくくりでした。DAIGOさんは次のお仕事のため途中で帰られたということで、等身大パネルがステージにありました。これもまたお茶目だけど愛が成せる業だと思いました。船の上にHYDEさんとロザリーナさん、下に手越くんが乗り、歌いながら会場内を回ります。手越くんはスモーク噴射器を持ちつつ手を振りつつ歌ってました。たくさん手を振ったり、遠くを見る仕草をしたり、「わたし黒猫、悲鳴はキャット Meeeow!!」に合わせて猫ポーズしたり、あざとくてキラキラしてて、アイドル手越祐也も垣間見れて嬉しかったです。HYDEさんもロザリーナさんもたくさん手を振ってくれて、こういう時間久しぶりー!楽しー!ってなりました。

全員がステージに戻り、大フィナーレ。ステージ袖にはけていく時、HYDEさんが手越くんを待つように歩き、最後は肩を引き寄せて去っていきました。手越くん、とってもにこにこで嬉しそうで、私もとっても嬉しかった。19:30終演しました。

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黑ミサハロウィンという特別なコンサートに、右も左も分からない分際で私なんぞがお邪魔させていただき、恐縮でした。準備のために普段は着る機会の無い黒ワンピースを夜な夜なネットで探したり、ハロウィンらしいアクセサリーや髪型を考えたり、HYDEさんの楽曲をたくさん聴いたり、HYDE CHANNELを観たり、ファンの方が書いた過去の黑ミサブログを読んだり、その過程も全部ひっくるめて楽しかった。ゲストファンとしてどう立ち振る舞うと良いか、多くのアドバイスを発信してくださった方々にも感謝です。

未だ夢心地でいます。HYDEさんの魅力をたくさん知れて、楽しく、そして幸せなコンサートでした。きっと今後もHYDEさんと手越くんが一緒にお仕事することもあるでしょう。これからも、同じ景色を同じ速度で見ていきたい。

 

長文になってしまいました。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

youtu.be

手越祐也チャンネル 2021年2月5日より。

HYDEさんと一番大事な音楽でかかわるのが10年以上前からの夢のひとつです」と語っていました。

youtu.be

手越祐也チャンネル 2021年10月20日より。

ソロステージで披露された第4弾シングル『ウインク』のMVです。